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深夜特急 (6) ( 沢木 耕太郎 )

アジアの熱狂から始まった旅がヨーロッパに入り、いよいよ終わりが近くなってきた。当時学生の頃、香港から寝食を忘れて読み進めてきたので、このあたりになったら旅が終って欲しくないとの思いでページをめくるのが怖かったことを思い出しました。<P>内容に関しては言うまでもないと思います。<BR>学生時代に巡り合った最高の本の1つです。

初めてこのシリーズを読んだのが大学3年生の時でした。そのとき、もっと早くにこのシリーズに出会えれば良かった・・・と本当に思いました。以来、何回もこのシリーズを読んでいます。<P>沢木氏が旅を経て成長していくのがとてもよく分かります。「旅は人生に似ている」そんな言葉がシリーズの後半になると何回か出てきますが、まさに旅の本質を言い当てているのではないかと思います。<P>旅好きな人だけでなく、ちょっと自分の人生に迷っている人、行き詰まりを感じている人もぜひ読んでみてください。自分の中で「何か」がきっと変わりますよ。

アジア~ヨーロッパの旅の第6巻、完結編。<P>ヨーロッパに入ってから、地元の人たちとのコミュニケーションがとりづらくなったと感じ、アジアとは違うヨーロッパの個人主義を目の当たりにする。<P>しかし、ヨーロッパの中で、イベリア半島は結構楽しそうな雰囲気で旅が進んでいく。香港で見た以来の大きくて賑やかな市場、バルを何軒ハシゴしても見知らぬ東洋人におごってくれるスペイン人、ポルトガルの果ての岬・・旅は大団円に向かってカーブを切る。<P>それにしても・・ロンドンまで、引っぱりに引っぱってきたのに、幕切れは妙にあっけない。

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深夜特急 (6)本書は「旅行」ではなく、「旅」のノンフィクションと呼ぶにふさわしい。 <br>デリーからロンドンまでを、乗合バスで行く陸路の旅――。 <br>何の意味もなく、誰にでもやろうと思えばできること、と著者は述べる。しかし現在の職業を捨て、全てを投げ出し、さまざまな不安を抱きながらバスを乗り継いでロンドンまで行くなど、普通の人はまずできないだろう。 <br>誰にでもやれそうで、しかし、できない――。そんなロマンの展開にページを追うごとに胸が躍る。行き当たりばったりの旅の中で、トラブルや、経済的、心理的不安を「凶」から「吉」へ変えてしまう著者の発想転換などに、興奮と期待を持たずにはいられない。 <br>普通なら飛行機で十数時間で着くところを、自ら地面に足をつけ、土臭さと共に目的地へ進んでいく姿が、そこで出会った人々に強烈な印象を残していくのだ。 <br>その凡人が考えない酔狂な旅によって増していく筆者の心の開放感と前進することの快感が、ストーリーを追うごとに見事に強調され、読者に伝わってくる。しかも、行く土地ごとに出会う人々とのコミュニケーションを描く中で、文化や食、移動手段に至るまでが非常に詳しく、バランスよく表現されており、ガイドブックでは手に入らない旅の情報源としても威力を発揮している。 <br>ただ、これだけ限られた経済状況の中で、つまり貧乏旅行をしているのに、危険な目にあったことや、旅先での孤独感など「心の葛藤」についてあまり詳しく触れられていないのが残念だ。(今西乃子)
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