「反日韓国」に未来はない みんなこんな本を読んできた 「反日韓国」に未来はない
 
 
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「反日韓国」に未来はない ( 呉 善花 )

呉善花さんに拍手します。韓国は世界中で最も反日感情の高い国ですし、強制連行(ほとんどの人が自主的に日本に渡ってきたのです)や従軍慰安婦は売国サヨクが作り出した幻想にすぎません。彼女のような真の歴史を語った韓国人が増えることを期待しています。

著者がこの本でいいたかったのは今までの見方、つまり「少しでもプライドが残っているのなら、太った奴隷より痩せた自由人を、と考えるのがフツウではないでしょうか?」に代表される視点で日本統治を判断し、だから100%悪かったというのは違うのではないかという事ですね<P>彼女がこの考えに至ったのはおそらく典型的な“庶民”だった母親の影響も大きかったのでしょうが、ここまで割り切れるとはと私も驚いたものでした。だってそうでしょう、一見してみれば結果的に「侵略した側である日本を喜ばせて」しまうのだから。しかし、そう思われたとしても彼女はいいたかったんだと思う、「立て前だけが飛び交うのはもう沢山だ、そしてそれを元に日本が100%悪いと一方的に責め立てる自国人はずるいし醜いと。」彼女の著作を読むと彼女が誇り高い韓国人だと分かりますが、だからこそ自国民の現状をみて情けないと思っているのだと思う。そして、このような本を韓国で出版すれば「売国奴」と罵倒され直ちに発禁処分を受けるのみならず、場合によっては拘束される現状を..。しかしながら、そんななかで本書を著した呉善花氏に敬意を表したいと思う。

以下は3度目の書き換えです。後に記す理由で一度内容を変更しましたが、その後、他の方が私の変更前の文章を引用していることを知り、改めて、昔の文章を復活させることにしました。<BR> <P>「李朝時代より日本統治下のほうがよかった、と著者は言います。氏名を奪われ、外国語(日本語)を強要され、それでもヨカッタとはどういう神経か? 少しでもプライドが残っているのなら、太った奴隷より痩せた自由人を、と考えるのがフツウではないでしょうか? 併合される朝鮮にも問題があった・・・。その通りかもしれませんが、こういうことは同国人に向かって語られなければ意味が違ってくるでしょう。韓国人が日本語で日本人向けに発信すると、侵略はなかった、という印象ばかり与えてしまいます。日本人にも善人がいた、という事実は、韓国併合という歴史的事実とは基本的には関係ありません。どこの国にも、善人もいれば悪人もいます。敵国であった日本人の残留孤児を育ててくれた中国人がいるというだけでも、中国人(の一部)がどれほど善良であるかを証明しています。・・・」<BR> <P>上は、朝鮮人なら朝鮮の弱みを見せるな、と主張しているようにも読めます。私が言いたかったのはそういうことではなく、たとえば強制連行や従軍慰安婦のような歴史的事実を否定してまで、過去の日本を美化しようとする著者の姿勢です。誤解されるよりは、と思い変更をお願いした結果、このような見苦しいレビューになってしまいました。<BR> <P>先日、石原東京都知事が、韓国併合は韓国の望んだことだ、と発言して、またしても世間を騒がせました。韓国籍の人たちがこれをどう聞いたかわかりませんが、本書の著者にすれば、自分が言いつづけてきたことを日本の有名な政治家に代弁してもらって大満足、といったところなのでしょうか? (03/12/14)

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「反日韓国」に未来はない&nbsp;&nbsp;&nbsp;著者の幼いころの夢は「日本に行って、甘いミカンを食べ、温泉に入る…」ことだったという。生まれ故郷の韓国・済州島で食べるミカンはとても酸っぱく、「母は日本のミカンはとても甘くておいしいといっていました」。「また、そのころの韓国には入浴の習慣がなかったので、母から、日本のお風呂や銭湯、温泉の話を聞いてとてもうらやましく思ったものです」。両親から「とても親切な」日本人のことを聞きながら育った著者は、やがて学校で「日本人は残虐で野蛮な民族である」と教えられるようになり、親たちの日本人像はだんだんと消えていく。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;韓国の日韓関係史は、近代以前は「野蛮国韓国」と「文明国韓国」の対立、近代以降は「悪なる日本」と「善なる韓国」の対立としてとらえる。とくに、日本の新しい歴史教科書、閣僚の靖国神社参拝が問題になってくると、大部分の日本人は自分たちが韓国で行った非道を自覚していないし、反省も謝罪もしていない、このような無自覚で、良心、良識、正義にもとる日本人に本当の歴史を教えるのが「韓国人の義務である」という意識が、マスコミ、知識人の間に広まっていった。この考えを支えたのは、日本の進歩的知識人の「自虐史観」なのである。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;著者自身も強い反日感情をもって日本にきたのだが、これまで教えられてきた「野蛮で残酷な」日本人をどこにも見い出すことができなかった。むしろ、両親や大人たちに聞いていた日本人像がよみがえり、韓国の歴史研究には、実際に日本人が「行ったこと、行わなかったこと」の実証研究と聞き取りが、すっぽりと抜け落ちていることに気づく。そこで著者は実際に、日本統治時代を知る人々を対象に聞き取り調査を行うのだが、日本の一部の歴史教科書に載っているような「従軍慰安婦」や「強制連行」の事実を裏付けるものは何も発見することはできなかったという。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;そこから著者は「反日民族主義とはしょせん、普通の人を蔑視する知識人が作りだし振りまいた幻想」にすぎないという結論を導きだす。反日本人意識をより所にして、はじめて存立可能な民族主義であるならば、柳田国男のいう「常民」が語る本当の歴史の前では、消え去るしかないだろう。そのとき韓国人は何に民族のアイデンティティーを求めればいいのだろうか。著者はそのことを深刻に憂慮しているのである。(伊藤延司)
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