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「水」戦争の世紀 ( モード バーロウ トニー クラーク Maude Barlow Tony Clarke 鈴木 主税 )

産業の発展と浪費によって枯渇に向かっている地球の淡水資源。生命維持に欠かせない資源が残り少ないとなれば、そこに大きなビジネスチャンスが産まれる。多国籍企業は世界中の淡水資源をあさり、利権の独占を進めている。淡水が私企業の支配下に入れば、それは商品として売られることになり、市場原理によって価格が決められることになる。購買力の有無が水を得られる/得られないの分かれ目となり、貧困層は生活に欠かせない水を手に入れられなくなる。グローバル経済のなかで進められている「水の商品化」に歯止めをかける必要がある。筆者たちはNGOなどの活動家で、「地球の生命すべての共有財産」である水を金儲けの手段にさせないために、告発と提言の書としてこの本を書いている。<P>第1部では地球上の淡水がいかに危機的な状態にあるか、数々の調査データを紹介して現状を紹介。水源の枯渇のほか、汚染の深刻さを訴えている。<P>ついで第2部では世界銀行やWTOが国際的水企業の手先として機能している実態を告発。財政難にあえぐ都市や第三世界の国々に援助を与える見返りとして水道事業の民営化を強制し、それら市民、国民の水をグローバル大企業に支配させているのだ。水道料金を値上げし、料金の払えない貧困者への給水をストップした事例など、無慈悲な企業のふるまいが列挙されている。ボトル詰めの水に関しても業界の金儲け優先・環境無視の姿勢が紹介されている。かつてNHKで『ウォータービジネス』という番組が放映されたが、あの程度で驚いてはいられない。おそろしいほどのぼろ儲けだ。<P>第3部では水を奪われないための市民や地域社会の活動を紹介し、「水は商品ではない」ことを国際的コンセンサスとする必要性を訴えている。国際的水企業と国際的金融機関、貿易機関との、まさに戦いであり、「水戦争」という邦題はあながち大袈裟とも言えない。<P>水を得るためにさしたる苦労もしていない日本ではピンとこない話題かもしれないが、これは地球規模の危急の問題であり、グローバル化の危険性を知る意味でも読んでおくべき一冊だろう。

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「水」戦争の世紀
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