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就職がこわい ( 香山 リカ )

著者は、大学で教える事になり学生の就職支援を手伝うことになって気づいたことを本書に書いている。その分析は、ところどころわかりにくい所もあるが、比較的的を射ていると思う。著者自信物事を余り断定的に決めつけていなく、例えば、96pにあるように『絶対内定』という学生のバイブルになっているという本があるらしいがそこで、その本によって激励され、意欲を鼓舞されることについて疑問を「軽く」抱いている。「軽く」というのは、著者はそのように一時的であれ気持ちを鼓舞されることに対し、多少肯定的な意見も持っているからである。私は、その本の内容に鼓舞されるように、支配的な価値観に自分自信を適応させ、その適応度合いが高いものが単純に評価されるという仕組みに恐怖心を感じている。確かに、その適応力は評価されるかもしれないが、それを人間のすべての評価と短絡的に結びつけるのには疑問を感じるからだ。<P>また、私と著者の考え方が異なった点に(p129)、著者は純粋な憧れを誇大妄想と割りきってしまう所がある。私としては、その純粋な憧れを信じて愚かな戦いを社会にしかけ、そして若者は傷つきながら学べばいいと思っているから、著者の予定調和的な考えに違和感を感じた。<P>最後に、著者の直感が的を射ていると思った点を述べると、(p188)若者が感じるその他大勢、誰にも大切にされていない(自分が特別ではない)という感覚は死よりも苦痛であるという点である。生きていることが曖昧で、意味がないと感じることは確かに想像を絶する苦痛である。そして、そのことが自己肯定感を減少させ、若者を無気力にさせているという主張は理解できる。著者が大学は4年間を通して若者を使い物にならなくさせる社会悪だという考えに罪悪感を感じるのも理解できる。<BR>(少し、勢いで書いてしまいました。読みにくかったと思います。)

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