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遠い太鼓 ( 村上 春樹 )

パッと見たところ旅行記だなと思い、深く考えずに読み始めたのですが、何度もホロリとしてしまいました。<P>まだまだもがいていて、それでも出口が見つからない、そんな気持ちを持つ30代の読者に勇気を与えるのではないでしょうか。<P>奥様との会話。海外での滞在の仕方もとても素敵だと思います。

村上春樹の文章が大好きで、著作を追いかけていると文章に書くことのガードがドンドン高くなっていくことを感じる。<P>『少年カフカ』とか、誠実でまじめででもたまにジョークをかます、読み物としても面白いし、それはそれで気にっているのだけど、高誠実でまともな部分ばっかり見ていると、不安定な自分と完璧な春樹さんを比べてしまってとてつもなく怖くなる瞬間がある。<P>本当に弱みを見せない、実際に「タフ」な方なんだと思うんだけど、遠い太鼓には一瞬弱気になってる村上さんを見ることが出来るんです。<P>海外で生活する新鮮とか面白さを感じるのも一つの楽しみ方だけど、他では見れない春樹さんの一面を感じるというのも一つの楽しみ方だと思います。

 村上春樹さんの小説はそれなりに読んでいましたがエッセイはこれが初めてでした。旅行記やエッセイとしてはもちろんのこと、彼の小説によく出てくる「料理」「場所」「酒」なども、ここからかぁ~!と感じられます。つまり、村上春樹さんの「メイキング本」的な見方もできていいとおもいます。こういう旅や捉え方ができる人が本をかけるのかな、と思いました。いいことばかりでなく正直なところも小説同様に読むことができます。村上小説読者必読本(小説のネタがばれて面白くなくなってしまうかな)。

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