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ただの私(あたし) ( 飯村 隆彦 )

オノヨーコに、昔からすごく興味があったのですが、彼女のことについて詳しく書いてある本や、ホームページは少なく、情報の少なさに残念な思いを抱いていました。<P>でも!この本は、そんな欲求を満たしてくれます。<BR>ジョンとの生活をしている時や、昔フルクサスとして活動していたときの事、なかなか知れなかった事が本人の言葉で書いてあります。<P>なかでも、女性問題/女性上位については、男性が読んだらちょっと腹が立つんじゃないかと思うほどに書いてあります。<BR>女で、しかも女性上位に賛成のあたしでさえ、ちょっと苦笑してしまうほどです。<P>最近のオノヨーコの事について知りたければ、去年の秋位に発売された美術手帳のオノヨーコ特集を読めばいいと思います。<P>でも、昔の彼女の生の声を聞くにはとてもいい本だと思います。

70年代の物を中心とした洋子さんの<BR>日本語で書かれた文章が中心となっており<BR>大変興味深かった。30年後の今読んでも<BR>まったく色あせない文章(内容)で、日本の<BR>成長が遅い事も感じてしまいました。

朝刊に「イマジンはオノヨーコとジョンの合作だったとイギリス紙が掲載した」と出た。<BR>合作であることをジョンがインタビューで答えたのは死の2日前だったそうだから、今になってこの事が掲載されるのは何故なのか知らないが、大きな話題であることに変わりはない。<BR>なるほど「イマジン」はオノヨーコの「グレープフルーツ・ジュース」にそっくりだ。<P>「グレープフルーツ・ジュース」は斬新で直感的で、そういったヨーコの感性に影響を受けてジョンが曲を作ったら「イマジン」になったのですね。<BR>ジョンが語らなくても、女性に対する偏見さえ無ければ、まわりはヨーコの影響が多大であることにすぐ気が付いただろう。<P>ジョンレノンを夫に持っていなくても、ヨーコさんはヨーコさん自身であり、類まれな感性を持った天才である。<P>ジョンと結婚しなくても彼女は才能豊かで強い女性なので、さんざん妬まれていたし、結婚後はジョンの陰に隠れてしまって才能を認めてもらえず、更なるバッシングを受ける事になり、ジョンの死後は子供を守るため、世間の勝手な悪口を避けて沈黙を守っていたと言う。<BR>彼女はとてつもなく強い、芯のしっかりした、そして、女性としても素敵な人だと憧れる。<P>現代でもこれほど聡明で感性豊かな女性は居ないと思う。<BR>男性にとっても女性にとってもプラスにならない女性への偏見を解くよう努め、現在の女性の地位をここまで上げた功労者のトップに挙げられる人でしょう。<BR>男性や社会に対する皮肉も、ともすれば嫌味になりがちだが、彼女にかかれば全然嫌味ではない。<P>それは、ただやみくもに男性を非難しているわけではなく、彼女の経験と知性という裏付けがあるからだろう。<BR>彼女の偉大さを認めていたジョンでさえも「男の体面のため」合作であることをなかなか公表できずにいたなんて。

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