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最強のファイナンス理論―心理学が解くマーケットの謎 ( 真壁 昭夫 )

 行動ファイナンス理論とは、心理学の知識を使って、金融市場の動向を解析しようとする理論である。<BR> 第一印象に大きなウエイトが与えられるという「初頭効果」をはじめとして、プロスペクト理論、アノマリー研究まで、行動ファイナンス理論の成果が新書1冊にうまくまとめてある。また、行動ファイナンス理論は実験も活用していることがわかる。

心理学の知識を取り入れた、新しいファイナンス理論「行動ファインス理論」について、語った本。<BR>これまでの金融理論の説明、その問題点、どのような心理学の知識を取り入れたか、そして「行動ファイナンス理論」とは、どんなものか、とその応用例となってます。<P>ファイナンス分野に必ず出てくる数式は、ほとんどありません。注で出てくる程度です。簡単な確率が出てくる程度です。そのため、非常にすらすら読める本です。<P>「行動ファインス理論」については、興味深い事象、トピックを中心に書いてあるためか、面白いのですが、なんとなく、全体が見えづらい気がしました。興味を書きたてらる本でしたが、(感が鈍いためか)、読み終わっても、分かったような、わからないような気分になりました。次!は、本格的な入門書にチャレンジしよう!と思わせる本でした。入門の入門のような本かな?<P>伝統的なファイナンス理論は、ほんのサワリしか知りませんが、特に支障なく、この本は読めました。

「朝三暮四」という言葉がある。昔ある人が猿を飼っていたのだが貧乏に耐え切れず、猿の餌を減らさざるを得なくなった。そこでその飼い主が猿に言った。「餌の木の実は朝に4つ、夕方に3つでどうだい?」猿は怒った。そこで飼い主は口調を変えて「じゃあ、朝に3つ、夕方に4にしよう」猿は大喜びしたという。<P>さて、株をする人はこの猿のことを馬鹿に出来るのだろうか?この本を見てつくづく思った。いかに人間というものが、心理的トリックに弱く、上記のようなトリックによってついついだまされるのか、よく覚えておくべきだと思う。<P>最後に逆の例を挙げてみたい。アメリカNo.1の投資家、ウォーレン・バフェットはとんでもない暗算能力を持っているそうである。ある人が尋ねた「ある絵画の価格が100年間で250ドルから5000万ドルに増加した。投資収益の年利は?」「13%です」とたちどころに答えがかえってきたそうである。このような頭を持っていると数字を使った心理トリックにだまされず、この本に書かれている内容を使って収益を上げることも出来るのだろう。

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