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巷説百物語 ( 京極 夏彦 )

始めは登場人物が多かったり、話し言葉が多かったりして、場面を想像するのがちょっと難しいかもしれない。<BR>でも、読み進むうちにだんだん引き込まれてしまう。<P>そして結末では、又市たちの仕掛けっぷりに思わず唸っちゃう!<P>何度か読み返していくうちに<BR>仲間内の話の内容に思わず苦笑したり、<BR>百介のおとぼけぶりにニヤリとしたり。<P>おぎんや治平がいろんな人に化けてるのに<BR>びっくりしたり、納得したり、<BR>いろんな楽しみ方ができる。<P>DVDと並行して読んでみるのも面白いかも。<BR>もちろん「続~」も読みたくなります!

 時代は江戸。"あやかし"を操って事件を解決していく御行又市一味を通して(と書くと、いわゆる陰陽師ヒーローものっぽいですが違います)、世の理と人情を描く小説です。短編連作になっていて、非常に読みやすく面白かったです(^^) 第2話には狂言『釣狐』のシテの名前と同じ「白蔵主」、最終話は古代史で大好きな壇林皇后・橘嘉智子ゆかりの「帷子辻」など、私好みのネタも満載で、一気に読み終わってしまいました。もうちょっとじっくり読んでも良かったと後悔。アニメにもなったそうなので、ビデオ探して見ようかしらん?

  <BR>     § 巷説百物語 §<P>他の何かのせいにして罪を犯したり、自分の愛を誰かに押し付けたり。自分を省みたときに、胸をグサリと突いてくる作品です。<P>百物語、というと妖怪ばかり出てきそうですが、彼ら(主人公たち)が戦ったのは、結局人間です。・・・優しい人ができるだけ傷つかないように、幸せになる方法を考えて罪人を断罪する。その為に彼らが考えるトリックに惚れました!<P>舞台の時代こそ違えど、もしかしたら今も身近にあるかもしれない、という恐怖ばかりでした。京極さん天才v

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