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茶の本 ( 岡倉 覚三 村岡 博 )

日本を含むアジアが欧米から見下されていた前世紀初頭、東洋の意気込みや素晴らしさを知らしめるために、岡倉覚三(天心)がボストンにおいて英語で執筆した本。欧米においても盛んである喫茶文化を、発祥の地である中国までさかのぼり、その背景にある道教および禅宗の精神を説くとともに、それらが海を渡り花開いた日本の茶道に込められた日本人の心をも伝える。もともと欧米人向けに書かれた本であったが、皮肉なことに今では日本人にとっても勉強になる本である。

茶室は小さい。入り口は小柄な人でも屈んで入らなければならない。すべての人に謙譲を教え込むためのものだそうである。この本は西洋人にむけて、茶を媒介として人道を語り老荘と禅那を説き、ひいては芸術の鑑賞をも理解させる英文の本の翻訳である。しかし一読すれば名訳であることを感じるはず。近頃の「茶」は大量消費の産物と成り下がったが、目まぐるしい現代の日本人は茶をすすり遠くをぼんやり見つめながらいったい何を想うのであろう。

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