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 | エーミールと探偵たち
     (
         エーリヒ・ケストナー
         池田 香代子
      ) 
 若き詩人であったケストナーが、子供たちのために書いたお話。都会への旅がたちまち冒険に変わるスリル、子供たちの力だけで事件に立ち向かう爽快さ、お父さんのいない主人公エーミールの毅然とした態度、エーミールとお母さんの美しい愛情……。すべてが愛される物語の条件を備えています。とくに事件解決の場面は、興奮間違いなし! 序文の「お話はぜんぜんはじまらない」は、物語の方法論としても秀逸。 
 
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